物理/熱とエネルギー・分子運動
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2015年10月27日 (火) 01:13時点における版
物理 > 熱とエネルギー・分子運動
この章の内容
この章では、まず、熱現象に関する理論を学ぶ。
これは熱力学とよばれる。
熱力学は熱機関の発明・改良のなかから生まれ発展した。
力学、電磁気学とならんで古典物理学の柱となっている。
熱現象はなぜ生じるのだろうか。
あらゆる物質は、膨大な数の原子・分子から構成され、
これらは、絶えず無秩序の運動(熱運動という)を行っている。
この運動が全ての熱現象の本質である。
この章の前半の節では、
原子・分子の運動に立ち入らずに物体を連続体として考え、
マクロな熱現象を支配する法則を調べる。
後半の節では、気体の熱現象を、それを構成する原子・分子の熱運動から考察する。
ここでは、力学と確率論が大きな役割を果たす。