物理/速度・加速度・ベクトル
提供: Internet Web School
(版間での差分)
| 6 行: | 6 行: | ||
=== 力学（ニュートン力学あるいは古典力学）とは何か（What is classical mechanics?)=== | === 力学（ニュートン力学あるいは古典力学）とは何か（What is classical mechanics?)=== | ||
| - | + | 物体の運動の根本法則を明らかにする、物理学の一分野です。 | |
| - | + | *[[wikipedia_ja:ニュートン力学|ウィキペディア（ニュートン力学）]] を参照のこと。 | |
| - | + | この理論の根幹は、力の法則（３章）と力と運動の関係を与える運動法則（４章）です。 | |
| - | + | ||
| - | + | ||
| - | + | ||
=== 質点の運動の表し方=== | === 質点の運動の表し方=== | ||
まず質点の運動から学ぶ。==== <br/> | まず質点の運動から学ぶ。==== <br/> | ||
| - | 大きさのある物体では、位置を表すのも難しく、運動も移動だけでなく回転なども行い複雑となるため、大きさを無視した質点を考え運動法則を調べる。 | + | 大きさのある物体では、位置を表すのも難しく、運動も移動だけでなく回転なども行い複雑となるため、大きさを無視した質点を考え運動法則を調べる。<br/> |
| - | しかし応用範囲は結構広いです。例えば、地球の公転運動は、地球を質点とみなして解析してもほぼ正しいです。 | + | しかし応用範囲は結構広いです。例えば、地球の公転運動は、地球を質点とみなして解析してもほぼ正しいです。<br/> |
| - | さらに、大きさを考慮して解析しなければならない物体の運動も、質点の運動法則を利用して解明できます。 | + | さらに、大きさを考慮して解析しなければならない物体の運動も、質点の運動法則を利用して解明できます。<br/> |
しかし高校数学より高度な数学を必要とするため、高校の物理では扱いません。 | しかし高校数学より高度な数学を必要とするため、高校の物理では扱いません。 | ||
| - | ==== | + | ====質点の運動を数式で表すにはどうするか？==== |
質点の位置を時間の関数として表すことで、数式で記述出来ます。この章では、これについて学びます。 | 質点の位置を時間の関数として表すことで、数式で記述出来ます。この章では、これについて学びます。 | ||
| - | ==== | + | =====位置の表し方===== |
適切な座標系を定めて、質点の位置を座標表示します。&br; 多くの座標系が考案されていますが、良く使われる座標系は直交座標と極座標です。座標系については次の解説を参考にしてください。 | 適切な座標系を定めて、質点の位置を座標表示します。&br; 多くの座標系が考案されていますが、良く使われる座標系は直交座標と極座標です。座標系については次の解説を参考にしてください。 | ||
| - | *[[ | + | *[[wikipedia_ja:座標|ウィキペディア（座標）]] この解説はかなり修正が必要です。 |
| - | + | ====速度==== | |
| - | + | 質点の位置が単位時間あたり幾ら変化するかを表します。 | |
| + | *[[(Wikipedia_ja:速度|ウィキペディア(速度)]] :http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9F%E5%BA%A6]] | ||
-加速度：質点の速度が単位時間あたり幾ら変化するかを表します。 | -加速度：質点の速度が単位時間あたり幾ら変化するかを表します。 | ||
--[[ウィキペディア(Wikipedia 加速度) :http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E9%80%9F%E5%BA%A6]] | --[[ウィキペディア(Wikipedia 加速度) :http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E9%80%9F%E5%BA%A6]] | ||
2010年11月8日 (月) 10:25時点における版
目次 |
目次
力学（ニュートン力学あるいは古典力学）とは何か（What is classical mechanics?)
物体の運動の根本法則を明らかにする、物理学の一分野です。
- ウィキペディア（ニュートン力学） を参照のこと。
この理論の根幹は、力の法則（３章）と力と運動の関係を与える運動法則（４章）です。
質点の運動の表し方
まず質点の運動から学ぶ。====
大きさのある物体では、位置を表すのも難しく、運動も移動だけでなく回転なども行い複雑となるため、大きさを無視した質点を考え運動法則を調べる。
しかし応用範囲は結構広いです。例えば、地球の公転運動は、地球を質点とみなして解析してもほぼ正しいです。
さらに、大きさを考慮して解析しなければならない物体の運動も、質点の運動法則を利用して解明できます。
しかし高校数学より高度な数学を必要とするため、高校の物理では扱いません。
質点の運動を数式で表すにはどうするか？
質点の位置を時間の関数として表すことで、数式で記述出来ます。この章では、これについて学びます。
位置の表し方
適切な座標系を定めて、質点の位置を座標表示します。&br; 多くの座標系が考案されていますが、良く使われる座標系は直交座標と極座標です。座標系については次の解説を参考にしてください。
- ウィキペディア（座標） この解説はかなり修正が必要です。
速度
質点の位置が単位時間あたり幾ら変化するかを表します。
-加速度：質点の速度が単位時間あたり幾ら変化するかを表します。 --ウィキペディア(Wikipedia 加速度) :http://ja.wikipedia.org/wiki/加速度
-ベクトル：
--速度、加速度はベクトルであり、ベクトル演算が成り立つ。ベクトルについて、詳しくない方は次の文献をご覧ください。
---ウィキブックス（Wikibooks 高等学校数学B ベクトル）:http://://ja.wikibooks.org/wiki/高等学校数学B_ベクトル#.E3.83.99.E3.82.AF.E3.83.88.E3.83.AB.E3.81.AE.E9.95.B7.E3.81.95
