リスク管理/リスク対応
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- | * | + | *[1]対訳ISO31000:2009(JIS Q 31000:2010) リスクマネジメントの国際規格,日本規格協会(編),2010 |
- | * | + | *[2]A Journey Not A Destination.pdf,Kevin W. Knight,2010 |
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2018年10月22日 (月) 16:27 時点における最新版
リスク管理 > リスク対応
目次 |
概要
リスク評価によって、許容できないリスクを洗い出した結果に基づいて、個々のリスクへの対応を行う。
対応の種類
リスク対応の考え方には、「リスク回避」、「リスクテイク」、「リスク源除去」、「リスク低減」、「他者との共有」、「リスク保有」等がある。
リスクへの対応方法
リスク回避
そのリスクに関わる活動を開始・継続をしない。業務の廃止やビジネスからの撤退などもありうる。
リスクテイク
何らかの機会をもとめて、リスクを取る。
リスク源除去
リスクを生じさせる原因となる要素を除去する。
起こりやすさを変える
好ましくない影響の起こりやすさの頻度は小さく、好ましい影響の起こりやすさの頻度は大きくする。
結果を変える
好ましくない結果の起こりやすさは小さく、好ましい結果の起こりやすさは大きくする。
リスクの他者との共有
リスク分散やリスク移転などともいわれる。他社との共有とは、例えば保険や契約などによって実現される。
リスク保有
現状のまま受け入れる。この場合注意しなければいけないのは、現状のまま放置するわけではなく、常にコントロールの対象として扱うことが求められる。
新たなリスク
リスク対応した結果、新たにリスクが生じることもありうるので、常に注意を怠らないようにする。
参考文献
- [1]対訳ISO31000:2009(JIS Q 31000:2010) リスクマネジメントの国際規格,日本規格協会(編),2010
- [2]A Journey Not A Destination.pdf,Kevin W. Knight,2010
関連項目
- [[1] A Journey Not A Destination.pdf,Kevin W Knight]