リスク管理/コミュニケーションおよび協議

提供: Internet Web School

(版間での差分)
 
(間の4版分が非表示)
19 行: 19 行:
= 心がけること =
= 心がけること =
-
1.相手の理解度に合わせる。<br>
+
#相手の理解度に合わせる。
-
2.正直に接する。<br>
+
#正直に接する。
-
3.上から目線での応対をしない。<br>
+
#上から目線での応対をしない。常に、相手をパートナーと考える。
-
  常に、相手をパートナーと考える。<br>
+
#不利な情報を」隠さず、オープンに提示する。
-
4.不利な情報を」隠さず、オープンに提示する。<br>
+
#相手の意見を正しく聞き取る。
-
5.相手の意見を正しく聞き取る。<br>
+
= 内部のステークホルダに対しての伝達 =
= 内部のステークホルダに対しての伝達 =
35 行: 34 行:
== 事業者が説明会などを行う場合に、開始直前のチェック ==
== 事業者が説明会などを行う場合に、開始直前のチェック ==
-
1.資料を作成する際に相手の理解度・関心を考慮した<br>
+
#資料を作成する際に相手の理解度・関心を考慮した
-
2.会合の目的・趣旨を理解している<br>
+
#会合の目的・趣旨を理解している
-
3.相手の理解・関心にあわせて話をするよう心がける<br>
+
#相手の理解・関心にあわせて話をするよう心がける
-
4.正直、率直、オープンに話し合うよう心がける<br>
+
#正直、率直、オープンに話し合うよう心がける
-
5.相手をパートナーとして受け入れるよう心がける<br>
+
#相手をパートナーとして受け入れるよう心がける
-
6.情報を一方的に出すだけでなく、相手の言うことを聞くよう心がける<br>
+
#情報を一方的に出すだけでなく、相手の言うことを聞くよう心がける
-
7.不利な情報も隠さず、偏らないように分かりやすく説明するよう心がける<br>
+
#不利な情報も隠さず、偏らないように分かりやすく説明するよう心がける
-
(環境省のチェックシートから抜粋)<br>
+
(環境省のチェックシートから抜粋)

2017年4月9日 (日) 12:06 時点における最新版

リスク管理 > コミュニケーションおよび協議

 

目次

概要

 外部及び内部のステークホルダとのコミュニケーションおよび協議はすべてのプロセスで実施することが望ましい。 リスクコミュニケーションを適切に行えば、リスクは削減されるとは限らないことに注意すること。誰かのリスクが軽減された場合に、 他の人のリスクが増大することが考えられる。  

目的

 ステークホルダが、意思決定の根拠を確実に理解できるようにすること。
 外部および内部のステークホルダとのコミュニケーション及び協議は、リスク管理プロセスのすべての段階で実施されることが望ましい。
 常に、情報の透明性を保つことが、相互の信頼関係を構築し、維持していくことにつながる。
 信頼関係が損なわれると、疑心暗鬼となり、意思決定に支障をきたすことになる。

心がけること

  1. 相手の理解度に合わせる。
  2. 正直に接する。
  3. 上から目線での応対をしない。常に、相手をパートナーと考える。
  4. 不利な情報を」隠さず、オープンに提示する。
  5. 相手の意見を正しく聞き取る。

 内部のステークホルダに対しての伝達 

 経営者は、従業員に対し、あらゆる機会にリスクとその対応策について話し合いの場を持ち、自社の文化として定着させることが望まれる。 自社の文化として根付いていると、何らかのインシデントが発生したときに、だれもが即座に組織としての妥当な行動をとることが可能となり、 迅速に適切な対処が可能となる。


(参考資料)

事業者が説明会などを行う場合に、開始直前のチェック

  1. 資料を作成する際に相手の理解度・関心を考慮した
  2. 会合の目的・趣旨を理解している
  3. 相手の理解・関心にあわせて話をするよう心がける
  4. 正直、率直、オープンに話し合うよう心がける
  5. 相手をパートナーとして受け入れるよう心がける
  6. 情報を一方的に出すだけでなく、相手の言うことを聞くよう心がける
  7. 不利な情報も隠さず、偏らないように分かりやすく説明するよう心がける

(環境省のチェックシートから抜粋)


参考文献

  • [1]対訳ISO31000:2009(JIS Q 31000:2010) リスクマネジメントの国際規格,日本規格協会(編),2010
  • [2]環境省のチェックシート例
  • 文献3

関連項目

演習課題

個人用ツール