物理/原子と原子核
提供: Internet Web School
(版間での差分)
17 行: | 17 行: | ||
====X線==== | ====X線==== | ||
*[[wikipedia_ja:X線|ウィキペディア(X線)]] | *[[wikipedia_ja:X線|ウィキペディア(X線)]] | ||
- | ==== | + | ====結晶によるX線の反射==== |
- | + | X線を波だと仮定すると、結晶は原子が格子状に規則的にならぶので、X線を結晶にあてて反射させると、回折格子として働くことが予想される。ブラッグは反射されたX線が強めあう条件を求め、実験で正しいことを確かめた。 | |
+ | *[[wikipedia_ja:ブラッグの法則|ウィキペディア(ブラッグの法則)]] | ||
+ | <tex> 2d\sin\theta=n\lambda </tex> はブラッグ反射の条件という。 | ||
+ | X線は波動であることが確かめられた。 | ||
+ | このブラッグ反射条件を用いて、結晶面間の距離dを測定して、結晶構造や原子の構造をしらべることが出来る。 | ||
*[[wikipedia_ja:X線回折|ウィキペディア(X線回折)]] | *[[wikipedia_ja:X線回折|ウィキペディア(X線回折)]] | ||
+ | |||
+ | 原子の並びの間隔とX線の波長がほぼ同じことから、結晶から反射されたX線を観測することにより結晶構造を調べられる。 | ||
===水素原子のボーア模型=== | ===水素原子のボーア模型=== | ||
*[[wikipedia_ja:ボーアの原子模型|ウィキペディア(ボーアの原子模型)]] | *[[wikipedia_ja:ボーアの原子模型|ウィキペディア(ボーアの原子模型)]] |
2011年4月17日 (日) 05:00時点における版
物理 > 11章 原子と原子核
目次 |
量子論と原子の構造
電子と光子の粒子性と波動性
電子と光子
電子の発見と電子の電荷と質量
光子
- ウィキペディア(光) の2.2 光の粒子性
電子と光の粒子性と波動性
光の二重性
- ウィキペディア(光) の、2.1 光の波動性 、2.2 光の粒子性 、2.3 粒子説と波動説 を参照のこと
電子と光の粒子と波動の二重性
X線
結晶によるX線の反射
X線を波だと仮定すると、結晶は原子が格子状に規則的にならぶので、X線を結晶にあてて反射させると、回折格子として働くことが予想される。ブラッグは反射されたX線が強めあう条件を求め、実験で正しいことを確かめた。
はブラッグ反射の条件という。 X線は波動であることが確かめられた。 このブラッグ反射条件を用いて、結晶面間の距離dを測定して、結晶構造や原子の構造をしらべることが出来る。
原子の並びの間隔とX線の波長がほぼ同じことから、結晶から反射されたX線を観測することにより結晶構造を調べられる。
水素原子のボーア模型
量子力学について
電子の干渉、波動関数、不確定性原理