物理/電気と磁気(3) 電磁誘導と電磁波および電気回路
提供: Internet Web School
(版間での差分)
1 行: | 1 行: | ||
[[物理]] | [[物理]] | ||
> [[物理/電気と磁気(3) 電磁誘導と電磁波および電気回路|11章 電気と磁気(3) 電磁誘導と電磁波および電気回路]] | > [[物理/電気と磁気(3) 電磁誘導と電磁波および電気回路|11章 電気と磁気(3) 電磁誘導と電磁波および電気回路]] | ||
- | |||
== 電磁誘導== | == 電磁誘導== | ||
+ | 電流が磁界を作ることを前章で学んだ。逆に磁界は電流を作れるのではないか。[[wikipedia_ja:マイケル・ファラデー|ファラデー]]は、こう考えて実験に取り組み、遂に、重要な法則を発見した。これにより、人類は電気を作ることが出来るようになった。 | ||
=== ファラデーの実験と発見 === | === ファラデーの実験と発見 === | ||
+ | |||
=== 電磁誘導の法則 === | === 電磁誘導の法則 === | ||
=== 電磁誘導法則の応用 === | === 電磁誘導法則の応用 === | ||
==== 発電機 ==== | ==== 発電機 ==== | ||
==== 変圧器==== | ==== 変圧器==== | ||
- | |||
- | === | + | ===磁気について=== |
- | ==== | + | ==== 磁気の根源==== |
+ | 電気の根源は、原子の核や電子という電荷であった。<br/> | ||
+ | それでは磁気の根源の磁荷は存在するのだろうか。<br/> | ||
+ | 現在にいたるも磁荷は発見されず、多分存在しないだろうと見られている。<br/> | ||
+ | それでは磁石などの磁力はどうして発生するのだろうか。それは電流の磁気作用から類推できる。<br/> | ||
+ | 原子は、12章で学ぶように、原子核の周りを負の電荷をもった電子が回転と自転(スピン)をしていると考えられる。この電子の運動によって磁気が生じるのである。 | ||
+ | ==== 磁束密度==== | ||
+ | 磁界 H 中の電流 I に働く力<tex> \vec{F}</tex>の大きさは、単位長さ当たり<br/><tex>F=\mu_0IH\sin\theta</tex> なので、<tex>B=\mu_0IH</tex> で磁束密度<tex>B</tex> を定義すると、<tex>F=IB\sin\theta</tex> と書けた。磁束密度については | ||
+ | *[[wikipedia_ja:磁束密度|ウィキペディア(磁束密度)]] | ||
+ | を参照のこと。 | ||
+ | |||
+ | ==== 磁界にかんするガウス則==== | ||
+ | ==== 物質の透磁率==== | ||
+ | |||
+ | ==== 磁界と磁束密度==== | ||
+ | |||
+ | |||
+ | == 磁束密度と物質の透磁率== | ||
== 電磁波== | == 電磁波== |
2011年6月19日 (日) 07:37時点における版
物理 > 11章 電気と磁気(3) 電磁誘導と電磁波および電気回路
目次 |
電磁誘導
電流が磁界を作ることを前章で学んだ。逆に磁界は電流を作れるのではないか。ファラデーは、こう考えて実験に取り組み、遂に、重要な法則を発見した。これにより、人類は電気を作ることが出来るようになった。
ファラデーの実験と発見
電磁誘導の法則
電磁誘導法則の応用
発電機
変圧器
磁気について
磁気の根源
電気の根源は、原子の核や電子という電荷であった。
それでは磁気の根源の磁荷は存在するのだろうか。
現在にいたるも磁荷は発見されず、多分存在しないだろうと見られている。
それでは磁石などの磁力はどうして発生するのだろうか。それは電流の磁気作用から類推できる。
原子は、12章で学ぶように、原子核の周りを負の電荷をもった電子が回転と自転(スピン)をしていると考えられる。この電子の運動によって磁気が生じるのである。
磁束密度
磁界 H 中の電流 I に働く力の大きさは、単位長さ当たり
なので、 で磁束密度 を定義すると、 と書けた。磁束密度については
を参照のこと。