事業計画/経営計画

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 ・その他いろいろ
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従って計画を正確にたてることは、心配ばかりが先にたち、事業を始めようとする意欲を挫けさせてしまうことも多い。
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まず始めて見て、駄目ならその都度改良してゆく、という方がよい場合が多い。

2015年7月29日 (水) 07:18時点における版

事業計画 > 経営計画


1. 経営計画とは何か?

まず1章で紹介した、自分の畑の横で自作の作物を直売する場合を考えてみよう。

販売のための小屋を建てなくてはならない。どんな小屋をどこに建てるか?

お客の駐車スペースはどのように用意するか?

野菜をある期間収穫しつづけ、小屋に並べ続けなくてはならない。

それらの野菜を洗うか洗わないか決める。 誰が何時頃収穫し、誰が洗い誰が並べるか。

畑も耕さなくてはならない。それらの仕事のスケジュールは?

畑の肥料も購入しなければいけない。

定価を書いたり、購入者への案内も記載しなくてはならない。手前に看板を立てるか?

小屋の中の掃除も時折必要である。

売り上げ高や売り上げ量をどのように、誰が記録するか?

1.2 経営計画は必要か?

計画というものは、それを作るのに未来を予測しなければ作れない。

色々なことが理由になって未来の予測がたたないこともある。

例えば、

 ・本人の予測能力が弱い場合・・・・・一日20台位しか車が通らないのに100人は客が来ると予測するとか

 ・本人が簡単な計算も出来ない場合・・・100個の野菜を並べようとして狭い棚しか用意しなかったとか

 ・世の中の状況が変わった場合・・・一日100台の車が通っていたのに迂回路ができて、一日10台も通らなくなったとか

 ・真似をする同業者が現れた場合・・・隣の畑の持ち主が同じ直売を始めたとか

 ・自己の生産システムに大きな変化が起きた場合・・・自分の畑の主要作物に病気が発生し、販売に必要な量を確保できなくなったとか

 ・自己の不正がバレてしまった場合・・・自己の畑で取れる野菜が端境期になったとき、外国産の同種作物を並べたところ、購入者にバレてしまい、報道されてしまったとか

 ・その他いろいろ

従って計画を正確にたてることは、心配ばかりが先にたち、事業を始めようとする意欲を挫けさせてしまうことも多い。

まず始めて見て、駄目ならその都度改良してゆく、という方がよい場合が多い。

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