職業家庭/職業
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職業
201211
職業とは何か、職業の役割、失業問題、就職活動、職業とワークライフバランスなどの
概要の説明です。
職業の分野と職種について
ハローワークにも職業分野別検索があります。
近年、インターネット利用法が急速に発展しています。
これを利用した、今まで思いもよらなかった職業が生まれています。
インターネット検索で調べてみるのも有力な手段です。
成長が期待できる職業分野と職種について
201103
近年、世界は自然エネルギー革命(別名、再生可能エネルギー革命）と情報革命が急速に進んでいる。
また2章で述べたように国際社会の持続可能性が危機に立たされ、
国連は国際社会を持続可能な社会に変えるためのゴールと年次計画、
「持続可能な開発目標(SDGs)」 を決めた。
世界の多くの国、自治体、企業もこれを実践しようとしている。
以上の3分野では、今後多くの思いもかけない職業が生み出されると思われる。
自然エネルギー(再生可能エネルギー)とは何か
自然エネルギーの特長
（１） 自然エネルギーの生産コストの低下が急速に進み、すでにあらゆる生産方式よりも安価になっている。
$ \quad $自然エネルギーは、作れば作るほど安くなる。
次のスワンソンの法則とは、
太陽光発電モジュールの価格は累積出荷量が2倍になるごとに20%下がる傾向があるという観測である。
（２）エネルギーを生産するとき、温室効果ガスや放射性物質を生み出さない。
（３）ほとんどの地域で資源が豊富にあり、枯渇がなく、半永久的にエネルギー生産ができる。
（４）少ない資金、小規模でもエネルギ―生産できる。（家庭でも発電や湯ができる。）
（５）個人や自治会、町など小規模のコミュニティで、住民が話し合い適地でエネルギー生産すれば、公害が殆ど発生しない。
（６）蓄電池の価格も、自然エネルギーコストの低下と同様、急速に低下しつつある。
$ \quad $生産した電気エネルギーを安価に蓄電できるようになりつつある。
$ \quad $気象によって左右される自然エネルギーの弱点がなくなりつつある。
自然エネルギー革命が世界各地で進行中
以上の特長から、世界各地でエネルギ―自立、販売するコミュニティが誕生している。
そのような地域では新しい地場産業
例えば、発電事業、配電事業、設置や保守・点検・修理事業、電気や湯を利用した多くの事業、これらの見学者を受け入れる宿泊業等
が多数生まれ、地域経済の再生を生みだしている。
詳しくは後述する。
情報革命とは何か
201104
情報革命とは、情報が開拓されることによって、社会や生活が変革することである。
情報技術 (Information technology = IT) の開発により加速したため、
IT革命（アイティーかくめい）、情報技術革命（じょうほうぎじゅつかくめい）とよく混同される。
詳しくは、
現代では、高速・大容量化、超多数端末接続、超低遅延の第5世代移動通信システム（略称は５Ｇ）が開発され、
電気自動車や遠隔手術での利用実験が行われている。
これが実現すれば、生活の利便性が向上するが、
他方、高周波数の電磁波を利用した技術のため
人体へ大きなダメージ（発がん、精神疾患等）を与えるのではないかとの危惧が各界から噴出している。
情報革命の成熟のもとで今後有望と思われる職種
人体への影響が５Ｇより小さい通信技術やそれを利用した多くの技術は成熟している。
これらを駆使した便利なアプリの開発が今後有望と思われる。
持続可能な開発目標(SDGs)
他方、これまでの利益最大獲得のための生産活動のため、
2章で述べたように国際社会の持続可能性が危機に立たされた。
国連は国際社会を持続可能な社会に変えるためのゴールと年次計画を示す「持続可能な開発目標(SDGs)」 を決めた。
世界の多くの国、自治体、企業もこれを実践しようとしている。
自然エネルギー革命の発展に必要な職業
（１）エネルギーの地産地消にかかわる職業
① 自然エネルギー生産と利用を中心とした町おこし
・ 地域のエネルギーを地域の人々が生産(風力、太陽光、地域の木材から、電気や温水を作る）
・ そのエネルギーを利用し、その地域の第一次生産物を加工、販売。
・ 見学者、観光客あいての産直販売、飲食店、旅館等の新規営業
先進事例；
検索アプリで「エネルギーの地産地消都市」で検索すると
多くの事例を知ることができます。
② 各家庭を自然エネルギー生産、蓄電、家のIoT(モノのインターネット)化、シェルター化する事業
（２）自然エネルギー発電、給電、蓄電関係の業種
（３）自然エネルギーを利用した、環境保全型業種（ＳＤＧ’ｓ の実現をめ目指す企業、業種）
環境保全型業種（ＳＤＧｓ の実現を目指す企業、業種）
本テキストでは、持続可能な開発(ＳＤＧｓ)の実現を目指す企業、業種を環境保全型業種と呼ぶ。
インターネット検索で「環境保全型業種」を検索して、これ等の分野の動向を調べてみるのも有力です。
環境省のこんな記事も検索にかかりました。
