利益と非貨幣価値論

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1.利益はそこそこに確保できる。
1.利益はそこそこに確保できる。
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2.苦しんでいる人たちに助けになるような商品を。
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2.苦しんでいる人たちに助けになるような商品やサービスを。
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3.普通の人々にも役立つような商品を。
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3.普通の人々にも役立つような商品やサービスを。
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4.人々が平和裏に楽しめるような商品を。
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4.人々が平和裏に楽しめるような商品やサービスを。
等が経営のしばりになるだろう。
等が経営のしばりになるだろう。

2016年6月21日 (火) 03:27時点における版

目次

はじめに

 企業は活動するなら「利益」を生まなくてはならない。 経営上「損出」を出した方が よい、ということはあまり考えられない(時に競争相手の企業を倒すためにいわゆる ダンピングをして損出を出すことはありうるが。 このような行為は法律で禁止されていることが多い)。

経営において利益は多ければ多いほど良いのだろうか? あまり利益が多いと、ダンピングの逆で競争相手を生みやすい。

従って時には利益率を低く抑えておくほうが企業の存続にとってベターであることもありうる。 しかし株が公開されているような場合は、株主の利益率を高めたいという欲求に経営陣は 抗することがむずかしい。 そういう意味では株が公開された株式会社は大きな可能性と同時に 別のリスクを抱えると言ってよい。

例えば軍事産業を考えてみよう。 人間は戦いを本能的なまでに好むようなので経営的には成功し 永続的な利益が得られるだろう。 しかしそれは悪魔と契約を結んで豊かさを得るようなもので、非科学的な 言い方かもしれないが、 いつか悪魔が成功した経営者を迎えにくるだろう。  そのように考えると、

1.利益はそこそこに確保できる。

2.苦しんでいる人たちに助けになるような商品やサービスを。

3.普通の人々にも役立つような商品やサービスを。

4.人々が平和裏に楽しめるような商品やサービスを。

等が経営のしばりになるだろう。

 そういう意味でときには非貨幣の価値も重要になる。 その他の章も上記の4条を前提に考えている。

章目次

  1. 原価・利潤
  2. 価格の決め方
  3. プレミアム性・リピーター
  4. 顧客の満足度
  5. 非貨幣価値

演習問題

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