ホームページ作成とアップロード/FTPの利用

提供: Internet Web School

ホームページ作成とアップロードFTPの利用

概要

 自分の作ったWebページをインターネットで他人あるいは自分に見えるようにするには、インターネットに繋がったいずれかのコンピュータを用意し、そこに自分が作った html ファイルをコピーして置かなければなりません。そのようなコンピュータを、サーバといいます(第1章でも紹介した次を参考に)。

 Webサーバというのはインターネットに繋がったひとつのコンピュータです。そしてこのコンピュータにはインターネットの中で世界唯一の名前が付けられています。それも2種類あって、IP アドレス と呼ばれるものと、ドメイン名と呼ばれるものがあります。

 これらの名前はホームページの URL を決めるとき使われます。

 Webサーバには通常UNIXなどのオペレーティングシステムがインストールされ動いています。UNIXにはWindowsと同じく、ファイルのフォルダー(あるいはディレクトリー)の階層構造があり、その中のいずれかのフォルダーがWeb用に公開されるようになっています。例えばあなたの html ファイルがフォルダー(ディレクトリー)

/a/b/c/d~

にあるとし、c 以下がインターネットに公開されているとします。このとき

testx.html

というhtmlファイルがフォルダーdにあるとしますと、このホームページのURLは

http://d.kacek8.com/testx.html

になります。

このようにしてはじめてあなたのホームページはインターネット上に公開されるのですが、問題はどのようにして最初あなたのパソコン内にしかないhtmlファイルをWebサーバー上に移すか、ということです。

それにはいくつかの方法があります。次にそれらを列挙しましょう。

  1. FTPソフトを使う。ローカルなパソコン(あなたのパソコン)上で動くFTPソフトがあります。最初からインストールされている場合もあり、インターネットのどこかにあってそれを探してダウンロードする場合もあります。そしてWebサーバーにはそのFTPソフトと連動して動く機能があり、それらの連動によりあなたのパソコン上のhtmlファイルをWebサーバーにアップロードします。次はFTPの説明です File Transfer Protocol(Wikipedia)
  2. FTPにはファイルの「read permission」機能などもついています。これはあるページを一般の人に読まれて良いか、などを指定するものです。
  3. 以前はWebサーバを自分で構築するのが一般的でした。最近はレンタルサーバーやクラウドコンピューティングが出てきて、専門の業者の運営するWebサーバーを有料あるいは無料で使うことが多くなりました。そのような場合、FTPソフトを用意している、とうたっていますが、実際は業者が特別のWebページを用意し、そこから利用者は自分のhtmlファイルをアップロードする場合も多くあります。すなわち利用者は自分のパソコンにFTPソフト(FTPクライアントという)を用意しなくてもよい場合も多いのです。
  4. あなたのパソコン自体がWebサーバになっている場合は、特別の方法を使わなくても通常のファイルコピーの方法で、適当なフォルダーの下にhtmlファイルを格納することができます。
  5. ブログなどでは別にhtmlタグを知らなくてもホームページを作成できます。Webサーバーに適当なページを直接作成できるのです。同じようにWikiシステムがあります。このiwsのコースもWikiで作られています。またXOOPSとよぶシステムもあります。 XOOPS(Wikipedia)
  6. また業者が提供するサーバーには、ページの編集機能が付いていて、用意された空白のページに文字を打ち込んだり、写真をアップしてゆき、最後に「保存」などのボタンを押すと新しいページができてしまう、というものもあります。

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