物理/力学の補足

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この節の内容

高校レベルの数学では扱えず、ここまで説明してこなかった、
いくつかの重要なトピックについて、紹介する。

目次と概要

  1. 惑星の運動(2)
  2. 特殊相対性理論
  3. 相対論的力学

概要

1 惑星の運動(2)
 太陽の周りを一つの惑星が公転する場合を考え、
運動の第一、第2法則のもとで、
万有引力の法則とコペルニクスの惑星運動の3法則が
同等であることを論じる。

2 特殊相対性理論
 すべての慣性系において,
物理法則は同形でなければならないという特殊相対性原理と,
光の速さは一定であるという光速度不変の原理
とに基づいた空間や時間概念の再構築とそれに基づく質量など諸概念の革新と
ガリレオの相対性原理を特殊相対性原理に改め事による物理法則の再構成。
相対論的力学
一つの慣性系でニュートン力学に従う運動は、
この慣性系からみて光速に近い他の慣性系から観測すると、
ニュートン力学に従わない(特殊相対性原理をみたさない)。
どの慣性系から観測しても同型になるようにニュートン力学を修正した力学を紹介。
速度があまり早くない運動ではニュートン力学は影響を殆ど受けないが、
光速度に近い速度の運動はおおきな修正が加えられる。

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