物理/音と音波
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2016年5月23日 (月) 14:46時点における版
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音と音波
音波とは、狭い意味では、空気の粗密の振動が伝わっていく縦波である。
広義には、気体、液体の中を伝わる縦波(粗密波)も音波という。
音波は波なので、反射、屈折、回折、干渉など、波に共通する特有の性質をもつ。
そのため、「4.1 波の性質」で述べたことは、すべて成立する。
音波の伝わり方
音波の速さ
音の3要素
音の3要素 とは次の3つである。
(1)音の高さ;
振動数の高い音ほど、高音に聞こえる。
ちなみに、人間の耳に聞こえる音は、振動数が20Hzから2万Hzの音である。
可聴音という。
(2)音の強さ音の3要素;
音には強く聞こえる音と弱く聞こえる音がある。
音の強弱は、振動の振幅が関係している。
同じ振動数ならば、振幅の大きな音ほど強く聞こえる。
(3)音色;
発音体が違うと振動数と強さが同じ音でも、音の感じが違う。
これを音色あるいは、ねいろという。
波の多くは、波形が正弦関数で表せないので、
振動数や振幅が同じでも、波形が異なるため音色が異なる。
以下の項目については、
- 高等学校理科 物理I 波/音波と振で学んでください。
音の反射と屈折
音の干渉
音の回折
音のうなり
ドップラー効果
固有振動と共鳴・共振
これについては下記もご覧ください。