物理/運動量と力学的エネルギー保存則
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物理 > 5章 力学(4) 運動量保存則と力学的エネルギー法則
質点や質点の集まりの運動を調べるときに有用な各種の保存法則が、運動の法則から導かれます。導出の仕方が理解できると、力学への理解が深まります。下記の記事以外にも、導出法をインターネット検索して調べ、よく考えましょう。
運動量と力積 (momentum or linear momentum and Impulse)
- ウィキブックス(高等学校理科 物理Ⅱ) の1.1.2 運動量と力積
さらに詳しく知りたいときは、
運動量についてはウィキペディア(momentum、運動量) in English、力積についてはウィキペディア(Newton's laws of motion) in English
運動量保存則(conservation of linear momentum )
運動エネルギー(kinetic energy)
運動エネルギーを学ぶ前にエネルギーとは何か理解しましょう。
運動エネルギーについては
- ウィキペディア(運動エネルギー)
- ウィキペディア(Kinetic_energy) ,in English
仕事エネルギー定理(work-energy theorem)
物体の運動エネルギーの変化量は、その物体に加えられた仕事量に等しいことを主張する定理。まず仕事とはなにか?
- ウィキペディア(仕事)の力学での仕事の項
仕事エネルギー定理については
- ウィキブックス(高等学校理科 物理Ⅰ運動とエネルギー) の運動エネルギーと位置エネルギー
ウィキペディア(Kinetic_energy) ,in English
保存力と位置エネルギーあるいはポテンシャル・エネルギー(conservative force and potential energy)
ウィキペディア(位置エネルギー) ウィキペディア(Potential_energy) ,in English
力学的エネルギーと力学的エネルギー保存則(kinetic energy and conservation of kinetic energy )=
- ウィキペディア(力学的エネルギー)
- ウィキペディア(Kinetic_energy) ,in English
- ウィキペディア(力学的エネルギー保存の法則)
- ウィキペディア(Conservation_of_energy#Mechanics) in English
エネルギー保存則は物理学のなかで最も基本的な原理です。熱エネルギーも含めたもっと一般的なエネルギー保存則は、後の章で学びます。
保存則の応用
力積と運動量
2質点の衝突
- ウィキブックス(高等学校理科 物理II 力と運動) の1.1.2 運動量と力積
=力のつり合い
質点の力の釣り合い
質点に2つ以上の力が働いても、質点は釣り合って、静止したままであることがある。このとき、これらの力は釣り合っているという。質点に働く全ての力がF1、、、、Fnで釣り合っているとき、質点は止まったままなので、運動の第2法則からF1+、、、、+Fn=0であることが分かります。 詳しく知りたい方は 高等学校理科 物理I 運動とエネルギー(Wikibooks) の「2 運動の法則、2.1 力の合成、力のつりあい」をご覧ください。
剛体に働く力の釣り合い
力を加えても変形しない大きさのある物体を剛体と言います。剛体にいくつかの力が作用していても、釣り合って、静止したままであることがあります。このとき、これらの力は釣り合っているといいます。どんな時、力はつりあうのでしょうか。
てこの原理と力のモーメント
てこの原理は力学的エネルギー保存則から得られます。考えてみてください。
釣合の条件
剛体に働く全ての力のベクトル和が零で、さらに、ある点に関するそれらの力のモーメントのベクトル和も零(この時任意の点のまわりの力のモーメントの和が零となる)。この条件は、3つの運動法則と剛体が静止したまま(並進運動も回転運動もしない)という条件から得られますが、少し難しい数学が必要なので、この導出は大学で学びます。
力学に必要な物理量(時間、距離、速度、加速度、質量、力)の単位と単位変換
ウィキペディア(物理単位) wikibooks(High_School_Physics/Si_units) ,in English